業界でも注目度の高い最新ファイバーレーザー加工機 VENTIS-AJシリーズが、2023年2月に石井製作所にも導入されました!
導入の背景
他社に負けない品質を届けるために
石井製作所では、従来から2台のアマダ製のファイバーレーザー加工機が稼働していましたが、そのうち1台を最新のVENTIS-AJシリーズに入れ替えました。
一口にファイバーレーザー加工機と言っても、もともと使用していた初期の製品と最新のものでは、性能に大きな差があります。そこで、他社に遅れをとったり当社の技術が陳腐化したりしてはいけないと考え、高い生産性や品質が得られる機種の導入を決断しました。
導入の効果
モードの切り替えだけで幅広い加工が可能に
従来のレーザー加工機では、私たちの望む品質は出しきれていませんでした。加工後にバリが残ってしまうので、それを取り除く作業に時間を取られ、作業効率が悪かったのです。その点VENTIS-AJは、切断箇所にバリが残りにくい。
また、オプションの棚を付ければ、別作業にあたる間も連続して稼働させることができるので、生産性向上が見込めました。切断の条件など一通り調整が終われば、今までより効率的かつお客様の満足度の高い製品が提供できるのではないでしょうか。
ここに注目!
機能モード切り替え1つで切断条件などの調整が可能
これまでオペレーターが都度行っていたことを、機械がしてくれます。さらに、調整の幅や、製品に応じた切断条件のバリエーションも広がりました。製品の用途や先方の求める品質レベルに応じて臨機応変に設定が可能です。
実現したいこと
若い人材の取り込みや突発的な大量受注にも光が
新機種では、モード切り替え以外にも、今までオペレーターのスキルが必要だったノズル交換や、レンズとノズルの調整、芯出しという作業まで自動化されます。そのため、あまり機械の操作に慣れていない人でも、以前より短期間で習得できるようになります。入社間もない若手社員の活躍の場が広がりますし、早いうちから新機種を任されることがモチベーションにもなるはずです。